年末に向け、会社には毎年恒例の色々な企業からのカレンダーが続々と届いています。
毎年もらって帰る人も少なく、結局は引き取り手のないままゴミ行きにもなっているカレンダー。
私の中で一番エコではないと思われるものです。
それと一緒に今回はエコバックなるものを発見。
「SDGS」という言葉もだいぶ定着してきて、エコな取り組みをしている企業であっても、他のところでエコでない活動を続けている、ということはいっぱいあるんだろううなと思ってしまいます。
そんなことを思っている時に、ニュース記事で見た福岡市の新しい取り組みに、それいい!と思ってしまったのです。
エコバックって本当にエコなの?
今年も集まってきているカレンダーの中に、なにこれ?というものを発見。
色も派手で会社の名前と案内が書かれた文字がプリントされたもの。その正体はエコバックでした。
今回見つけたエコバックは使わないときは手帳のような形に収納できるというものですが、これが特段コンパクトでもないし、色もデザインもいまいちで・・・。
久々に、「これ、絶対使えないでしょ!」という品物でした。
年代がもう少し上の方でも日常的にこのバッグを使おうと思う方は少ないとおもわれます。
このエコバック、全然エコじゃないよー、という結論に至るのです。
以前から気になっていたかたも多いとおもいますが、エコバックって本当にエコなのか?という問題。
ネットで検索したところやはり同じような内容で検索している人もいるようでした。
よく、企業やお店の景品などでエコバックをもらう事もあるのですが、デザインや大きさが気にいらず、結局使わずじまいの上に捨ててしまう、ということありませんか?
そういう話をしていた時に、ヤフーニュースで福岡市のコンビニやスーパーの袋が変わるというニュースを目にしました。
福岡市のエコな取り組
エコな取り組み 「ふくレジ」
福岡市の取り組みについての記事をよんで、なんで今までだれもきづかなかったんだろー、と思ったくらいしっくりした取り組みです。
福岡市内のコンビニやスーパー、ドラッグストア等のレジカウンター付近で、ごみ出しに使えるレジ袋を発売するそうです。この袋を「ふくレジ」というそうです。
15L(15円)・10L(10円)
私自身も、今まではエコバックを忘れた時に、たまに有料袋を買っていました。
それを毎日のゴミ入れに使って、それをまた有料ごみ袋に入れてゴミに出す。この使い方だったのですが、福岡市の新しい取り組みだと、コンビニで買った有料袋に日々のゴミを入れてそのままゴミ出しへ。
レジ袋が有料化され、エコバックが普及した今でも福岡市内のレジ袋のゴミの量は年間2,600トンなんだそうです。
ふくレジ1枚を購入することで、ごみ出しに使え、レジ袋1枚分のプラスチックごみ&レジ袋代を削減できます。
これ画期的ではないですか!
「ふくレジ」デザインにも注目
今回の新しい「ふくレジ」はコンビニやドラッグストアで販売されています。
そのため、持ち歩きやすいよう、デザインにも工夫がされていました。
人気イラストレーターのイフクカズヒコ氏がデザインしたそうです。
他の市町村での取り組みは?
さて他の市町村でも同じような取り組みをされているところはあるのかと気になって調べてみまた。
長崎県の大村市でも以前、実証実験という形でおこなわれたようです。
その結果、どうだったかは調べきれませんでした。
他にも千葉県の一部市町村でも実証実験がされていたようです。
今回の福岡市の取り組みはこれらの実証実験の結果をみての取り組み開始だと思うので、ごみ削減の効果は大きいのでしょう!
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