パリオリンピック目前。なぜ日本のスケートボードは強いのか。代表選手一覧と試合日程。

スポーツ

今年の夏はパリオリンピック!
大会は2024年7月26日(金)〜2024年8月11日(日)
日本選手の活躍が楽しみです。
今回は日本人選手が活躍中のスケートボード(スケボー)について調べてみました。

スケートボード

東京オリンピックから新競技として採用されたスケートボード。
それまではあまり馴染みのない競技であり、ほんの一部の若者がやってるスポーツという
イメージでしたが、東京オリンピックでの選手の大活躍で、スケボーを習い初めた子供たち
が急増しましたよね。

スケートボードブーム

スケートボードは、1950年代にアメリカ合衆国で発展したまだ歴史の浅いスポーツです。
サーファーたちが、波のない日のトレーニングとして流行させたのだとか。
21世紀に入ると、スポーツとして発展し、広く受け入れられるようになりました。

日本では、90年代にスケートボードーブームがあったようです。
若者たちがスケートボードを買い、スケボーブランドのファッションで、トリック(技)の
練習に明け暮れていたようです。

オリンピック競技

オリンピックの競技としてはパークとストリートの2種目があります。
各種目は予選と決勝の2つのラウンドを戦います。

【パーク】
坂や曲面が組み合わされたボウ状の変化に富むコースで行われ、選手はそれらを利用してスピードをつけ豪快なエアトリックを決める競技です。
トリックの高さやスピードが採点対象となる。

45秒間のランを3回行い、最も高い点数で各ラウンドの順位が決まります。

⚫️東京オリンピック 女子 金メダル 四十住さくら(よそずみさくら)

【ストリート】
階段や坂・手すりや縁石のような障害物など、都市のストリート風景を再現したコースで行われます。
自由に滑走するランを2回と障害物を使った難易度の高いトリックを5回、各45秒間ずつ行います。
いろんな技を出し、いかにボードをコントロールしているかが審査の対象。
その中で、ランの最高得点とトリックの中で最も高い2つの得点が合計されて、各ラウンドの得点と順位が決まります。

⚫️東京オリンピック 女子 金メダル 西矢椛(にしやもみじ) 
(日本史上最年少オリンピック王者(当時13歳)

⚫️東京オリンピック 男子 金メダル 堀米悠斗(ほりごめゆうと)

各競技、選手は、それぞれのルーティンの中で最高のトリックを見せ、難度・スピード・動作の多様性などの審査基準をクリアしなければなりません。

なぜ日本選手は強いのか

1・東京オリンピックでは10代の若い子たちが大活躍でしたが、ちょうどその親世代が90年代の
スケボーブームの時の世代だそうです。
そのため、子供に夢を託し、親の影響で小さい頃からスケートボードを練習していた選手が多いようです。

2・日本では公道をスケボーで滑走するのは道路交通法で禁止されています。
そのため子供たちは小さい頃から、スケートボードパークで、現在の競技と同じような
練習をしていたのかもしれません。

3・コツコツ1人で練習に取り組むことができるのも日本人の気質に合っているのかも。

これらの理由だけではないと思いますが、こんなに日本人に向いている(活躍している)
競技だとは思っていませんでした。

パリオリンピックの出場者が決定!

2024年6月23日、とうとうオリンピック出場選手が決定しました。

男子選手

【男子ストリート】
堀米雄斗(ほりごめ ゆうと)25才
小野寺吟雲 (おのでらぎんう)14才
白井空良(しらいそら)22才

【男子パーク】
永原悠路(ながはら ゆうろ)

女子選手

【女子ストリート】

吉沢恋(よしざわここ)14才
中山楓奈 (なかやまふうな)19才
赤間凛音 (あかまりず)15才

【女子パーク】
開心那(ひらきここな)15才
四十住さくら(よそずみさくら)22才
草木ひなの(くさきひなの)16才

代表選手、東京オリンピックに引き続き、皆若いですね。

さすがに東京オリンピックで最年少金メダリストとなった西矢椛(にしやもみじ)選手の
13歳330日は抜かせませんが、今回もメダリストが誕生してくれるでしょう!

パリオリンピック 日程

  • 7月27日(土)男子ストリート 予選・決勝
  • 7月28日(日)女子ストリート 予選・決勝
  • 8月06日(火)女子パーク 予選・決勝
  • 8月07日(水)男子パーク 予選・決勝

まとめ

東京オリンピックでメダルラッシュだったスケートボード。
2024年のパリオリンピックでもメダル候補者が揃ってますね。

6月の最終予選、ブダペスト大会では男子の堀米雄斗選手が大逆転での出場権獲得。
これには驚きました。
さすが、前回大会王者だけあって、ここで決めないとという試合で結果を残すなんて
かっこよすぎます。

メダルラッシュなりそうな予感。
がんばれ日本!

コメント

タイトルとURLをコピーしました